拡散について


3GPPで規格化されているW-CDMAは、互いに直交した異なる符合を用いて信号を多重し(CDMA:Code Divided Multiple Access) ユーザーにサービスを提供します。



図 拡散イメージ


具体的には下図のように2種類の符号を元の信号に乗算することにより、互いに直交した信号を生成しています。



図 拡散方法



(1)Channelization Code(以下Chと省略します)
一つの基地局内での多重用の拡散コードと考えればいいと思います。
基地局から端末へのダウンリンク、端末から基地局へのアップリンクともにChはOVSF(Orthogonal Variable Spreading Factor)Code を用います。


図 OVSFコード


(2)Scrambling Code
基地局間の多重に用いる符号と考えればいいと思います。
Chとは異なり、ダウンリンクとアップリンクとでは異なる符号を用います。 ダウンリンクではゴールド符号を、アップリンクではゴールド符号を用いて更にIQの位相を回転させるよう加工した符号を用います。


図 多重方法