Compressed Mode
2002/10/03
- 使用環境
異周波数間ハンドオーバー時に、移動機は周波数を切り替えて同期確立等を行うための時間が必要となる。
そのためにアクティブなリンクのフレームの一部を送信停止し、その間にハンドオーバー先の周波数の様々な測定を行う。
削除された時間分のデータを送信がアクティブな時間に高速転送し、電力を上げることにより転送速度、
回線品質を維持するモードがCompressed Mode(圧縮モード)である。
- タイミング
圧縮モードはTGCFNのフレームを先頭にパターン1(TGPL1間のパターン)、パターン2(TGPL2間のパターン)が
交互にTGPRC回繰り返される。
パターン1、2は周期が異なるだけで、ギャップ開始位置、ギャップ長に関しては同じ値をとる。
| 変数 | 説明 | 値 |
| TGSN | ギャップ開始スロット位置 | 0〜14スロット |
| TGL1,2 | ギャップ長 | 3,4,5,7,10,14スロット |
| TGD | ギャップ間隔 | 15〜269スロット |
| TGPL1,2 | パターン間隔 | 1〜144フレーム |
| TGPRC | ギャップパターンの繰り返し数 | 1〜511、∞ |
| TGCFN | ギャップが始まる最初のCFNフレーム | 0-255 |
<参照>
TS25.212
TS25.215 6章
TS25.331 10.3.6.33
- 各種モード
圧縮モード、圧縮フレームの位置は上位レイヤから指示がある。以下に圧縮モード、それぞれについての説明を記す。
- パンクチャリングによる圧縮モード(ダウンリンクのみ)
- TrChエンコード
1stインターリービングの時にマークビットpを挿入
- ギャップ位置
マークビットpの分を削除したデータ長でRM等を計算し、
2ndインターリービング後、マークピットpの分をDTXとすることにより非送信スロットができる
- 拡散率削減SF/2による圧縮モード
- TrChエンコード
送信データを((通常モードでのデータ数)-(ギャップでのデータ数))×2としてRMの計算を行う
2ndインターリービング後に1/2フレーム分のDTXを追加
- ギャップ位置
ULは2.3 上位からの制御と同じ。DLは下記の通り。
(a)送信ギャップが1フレーム以内
(a-1)送信ギャップ開始位置が7以下
→当該フレームの送信ギャップ位置から1/2フレーム分のデータがDTX
(a-2)送信ギャップ開始位置が8以上
→当該フレームのフレーム中心以降がDTX
(b)送信ギャップが1フレームより多い
1フレーム目の後半1/2フレーム分と2フレーム目の前半1/2フレーム分がDTX
- 上位からの制御による圧縮モード
- TrChエンコード
上位からの制御により、送信ギャップを除いた実際に送信されるデータ長で送信可能なTFSに制限される。
- ギャップ位置
元々データなしのところを送信ギャップとして利用する。
ギャップスロットは上位により設定される。
Wordファイル